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となりのにぃに

第11章 いざ、デート当日

ゲーセンに着くまでに私はもう1つにぃにに頼み事をしようと前から思っていた。



「あ、あのね、敬人にぃに!」


「ん? どした?」



「あのね、もう1つだけワガママ言っても良い?」


「なんだ? やっぱ高い物買えってか?(笑)」


「ううん、あのね、私そろそろにぃにって呼ぶの嫌だなって思うようになって。 呼び方変えても良い?」


「そうか、そうだよな。 お前もう大きいし当たり前だよな!
で、なんて呼んでくれるんだ? 」


「えっと… それが分からなくて、なんて呼んだら良い?」


「人任せかよ(笑) 敬人で良いよ 」


「あ、じゃあママみたいに敬人くんが良いかな?」


「いや、呼び捨てで良いよ。お前にくん付けとかされたら笑い止まんなくなるわ(笑)」


「笑いって… じゃあ、えっと… 敬人?…」


「はいよ! みりか!」

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