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となりのにぃに

第15章 みりかの成長

小さな紙袋から出した細いペンダント。


ゆっくり首に回して付けた。


「みり、大人っぽい…」


「そんなことないよ///」




キャッキャとはしゃぎながら歩いてる私たち。




そのとき





「ねぇ、2人とも、ちょっと待って!」


見知らぬ高校生くらい?の男の子たちが声をかけてきた。



「あの… 何か…」


「君たち可愛いね。歳いくつ?」




え? これってナンパ?



オドオドしてる私を後ろにグイッと下げて



「何? アンタ誰?」



りのちゃんが一歩前に出て、対応してくれた。



「そんな怒んないでよぉー。 カラオケ行かない? 楽しいよ?」


「行きません! 行こ! みり!」



戸惑う私の手をひいて、ズンズンと歩いて行くりのちゃん。



「なんだよっ! ブーーース!」



さっきの男の子たちの声が後ろで聞こえた。

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