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「敬人、なんかパパみたいだね。過保護(笑)」


「俺は兄貴だよ！」


「大丈夫！ 私まだ付き合ったりしないから。 ある人以外はね」


「誰だよ、ある人って！」


「敬人もよく知ってる人ー」


「ハァ？ 認めねぇし！ 連れて来いよ！」


「それは無理かなぁ(笑)」


「なんでだよ！」





とりあえず？ 俺の心配は杞憂に終わった。

てか、誰だよ。ある人って！



みりかの顔を見て、わかったことが1つだけあった。

俺はみりかにいつまでも子供でいてほしかったんだな。

あいつが大人になって、俺の知らない女になるのが寂しかったんだ。

はぁ… 妹離れしないとな。 俺。





「ね？ 敬人？ せっかく一緒にいるしゲームしようよ」

「あぁ、いいよ」