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カチャカチャとゲーム機をセットしていると、みりかの首元に見慣れないペンダントが見えた。



「そのペンダント、今日買ったの？」


「あ、うん。 可愛いでしょ？」


「あぁ、似合ってるよ」




接続し終えたコントローラーの1つをみりかに渡しながら答えた。



「やった！ 買うか悩んだけど、やっぱり買ってよかったー」




コントローラーをいじりながら、無邪気に笑うみりか。



「ピアスの穴はまだ開けんなよ？」


「なんでぇ？」


「お前にはまだ早いから！」


「さっきから敬人そればっかじゃん！ なんか腹立つなぁ」


「むくれんなよ。 今度お前に似合うイヤリング買ってやるから」


「本当！？」


「あぁ、イヤリングなら付けてもいいよ」


「ちがう！ 敬人が買ってくれるの？」


「え？ あぁ…。 あんま高いのは買わねぇぞ」


「全然安くていい！ 敬人が買ってくれるのが嬉しいの！」





神様… 妹離れはまだもう少し先でもいいですか？