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｢にぃに、楽しい？｣


｢当たり前だよ！　みりかの進級祝いだぞ。楽しくない訳ないだろ｣


｢にぃにの合格祝いだよ(笑)｣


｢でもみりか、もう5年生だろ？　いつまでも俺といてくれないだろうし、こうやっておばさん、おじさん、みりかと過ごせるの大事にしなきゃな｣




そう言って、にぃには少し寂しそうに笑った。



｢私ずっと、にぃにといるよ！｣


｢ははっ　　そんなこと言ってくれるのも今だけだよ｣



｢でもみりかは本当に敬人くんになついてるから、案外敬人くん離れできないかもしれないわよ？｣



母が揶揄するように笑った。


｢だと嬉しいけどな｣


にぃにも笑った。




そして今日のパーティーは終わった。