
となりのにぃに
第6章 そして、新学期
夕食…
「敬人くん、高校はどう? 困った事があったら遠慮なく言ってね」
「ありがとう、おばさん。 行きたかった所だけあってすごく楽しいよ」
「あらそう? 良かったわ」
いつものにぃにだ。
「ねぇにぃに、お醤油取って?」
「あ、あぁ…はい」
「…ありがとう」
にぃに、私にだけ変なの?
夕食後…
「にぃに、疲れてる?」
「別に疲れてないよ?」
「久しぶりに算数見て?」
「あぁ」
私の部屋で明日の予習をした。
「にぃに、これで合ってる?」
「ん? あぁ、合ってるよ。えらいな」
また頭を撫でた。
「何で今日は頭、よく撫でてくれるの?」
「え? そんなしてた?」
「うん」
「あははっ ごめんな」
にぃにへの不信感を否めないまま、この日は眠りについた。
「敬人くん、高校はどう? 困った事があったら遠慮なく言ってね」
「ありがとう、おばさん。 行きたかった所だけあってすごく楽しいよ」
「あらそう? 良かったわ」
いつものにぃにだ。
「ねぇにぃに、お醤油取って?」
「あ、あぁ…はい」
「…ありがとう」
にぃに、私にだけ変なの?
夕食後…
「にぃに、疲れてる?」
「別に疲れてないよ?」
「久しぶりに算数見て?」
「あぁ」
私の部屋で明日の予習をした。
「にぃに、これで合ってる?」
「ん? あぁ、合ってるよ。えらいな」
また頭を撫でた。
「何で今日は頭、よく撫でてくれるの?」
「え? そんなしてた?」
「うん」
「あははっ ごめんな」
にぃにへの不信感を否めないまま、この日は眠りについた。
