
となりのにぃに
第6章 そして、新学期
にぃにが私にヤキモチ? …嬉しい。
「あ! でもね、にぃに怒ってるの。どうしたら良い?」
「そうねぇ… 取り合えず、敬人くんに感謝を伝えることね。敬人くんのおかげでみりかの成績も上がったんだから」
「わかった! ママありがとう!」
「いいえぇ、それにしても、みりかは本当に敬人くんが好きね」
「…うん。 私、にぃにが好き」
うつむいた私の顔をじっと見つめ、ママは少し考えた顔をした。
「あともう1つ、並木くんを避けちゃ駄目よ。仲良くしてくれてるんだから、これからも友達でいなさいね」
「うん、わかった」
ママは意味深に、ふふっと笑って、洗い物を始めた。
にぃにに感謝を伝えるか… 素直に言えば良いのかな?
やがて、にぃにがバイトから帰って来た。
「あ! でもね、にぃに怒ってるの。どうしたら良い?」
「そうねぇ… 取り合えず、敬人くんに感謝を伝えることね。敬人くんのおかげでみりかの成績も上がったんだから」
「わかった! ママありがとう!」
「いいえぇ、それにしても、みりかは本当に敬人くんが好きね」
「…うん。 私、にぃにが好き」
うつむいた私の顔をじっと見つめ、ママは少し考えた顔をした。
「あともう1つ、並木くんを避けちゃ駄目よ。仲良くしてくれてるんだから、これからも友達でいなさいね」
「うん、わかった」
ママは意味深に、ふふっと笑って、洗い物を始めた。
にぃにに感謝を伝えるか… 素直に言えば良いのかな?
やがて、にぃにがバイトから帰って来た。
