テキストサイズ

となりのにぃに

第6章 そして、新学期

「にぃに、お帰りなさい!」



「ただいま、みりか」



「あ、あのね。にぃにに、話したい事があるの。ご飯が終わったら私の部屋に来てくれる?」



「あぁ、良いよ」




そうしてにぃにと約束をして、夕御飯になった。



「敬人くん、困ったことない?大丈夫?」



「えぇ、大丈夫です。ありがとう」



ママとにぃにの会話はいつも通りだなぁ。



私だけちょっとちがう…。



ううん、それを無くす為ににぃにに部屋に来てもらうんだもん!




やがて、夕食が終わってにぃにが話しかけてきた。



「みりか、用があるんだろ? 何だ?」


「うん… 部屋に来て?」


「わかった」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ