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天空のアルカディア

第3章 反乱

「心配するな、毎回この年にはハンターが召集されて掃討作戦を行う」


ライはマリアとターナを見て苦笑した


「だからあまり一般人は知らない。取りこぼしも周辺集落のハンターが狩るからな」


両者同時にホッと息をつく


「さて、おしゃべりもここまでとしましょう。姫様は騎士団到着した際の準備がございますからな」


準備、とは服装や騎士達への(御言葉)だ


ただマリアはあまり気が進まない


服装は決まっているので着替えのみ、御言葉も既に考え、暗記している


ライともっと話をしていたかったのだが当の本人が既にいなかったのでため息をつきながら席を立った







案の定、準備には1時間程で終わった


(騎士達が何時到着するかまでは分からない為、既に着替えている)


今は寝室でターナと談笑していた


「そういえばマリア様、残念でしたね」


ニヤニヤしながら(王女への態度ではない…)マリアに話題を振った


「…?なにがですか?」








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