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天空のアルカディア

第6章 孤独

「来たか」


自然に反応したライだが、他の3人は戸惑う


「だ、誰なのですか?」


「人に名を聞く時はまず自分からってのが筋じゃねぇのか?」


「け、ケン!」


腕を組みふんぞり返る男とあたふたと制する(出来ていないが)少女


「口が過ぎるぞケン…マリア様、この者達は私が呼んだ護衛者です」


「は、はじめまして…スイ・メローナです。スイって呼んで下さい」


「結局こっちからかよ…


まぁいい、俺はケン


この俺が護衛してやるんだか…てっ!?」


言葉の途中でライに頭をど突かれる


「何しやがる!」


「2人共腕は確かです、私1人で3人を守るとなると万全…というわけでもありませんから」


「無視か!?」


「私はマリア・キャルロット、私の妹のアリスに侍女のターナ


よろしくお願いしますね」


マリアは満面の笑みと共に差し伸べた





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