NOMAD メガロボクス2
第7章 バキッ
'認可地区のとある超高層ビルにて'
その最上階フロアに金持ちの令嬢や息子たちが利用できる会員制のバーがある。そこでは未成年でもアルコールを楽しめる。
15才になるレイもお嬢さま学院の高等部1年生だ。春に入学してやっと学校に慣れてきたしでクラスの友人たち3人とこのバーにたびたび来てる。
ただちょっとこの遊びにも飽きてきた。そんななかで友人のひとりが
「ね〜あんまいいオトコいないね〜」
自分の程度は棚にあげてえり好み丸だしなセリフを言いだす友人その1がおっくうそうにしゃべる。
「うーん、アタシはあの俳優イイなあ」
もう1人が言うのは若手俳優もこなすイケメンアイドルのことだ。
「えーあたしアイツやだ、レイはどんなのがイイの?」
「え〜、アタシ…?」
いきなり聞かれてまいったがまさかこないだテレビで見かけたボクサーとはいえない。なぜなら彼女らは汗くさい、センスのないヤツはまっぴらだからだ。
「……あのミュージシャンかなあ…」
思いつきで今10代や20代の女子に人気絶頂な歌手の名前を口にした。長身で細マッチョなイケメンだ。
「ふーん、アンタああいうのがイイの…」
とりあえず友人は納得したようだ。そこから話題が変わり遊びスポットのどこがめぼしいとか電車もわりと使えるとかをしゃべる。
「えっ、それなに?」
生まれてこのかたほとんどの場所は運転手の高級車で行ってもらってるレイにとっては初耳だ。
「アンタ知らないのお〜?、なら…」
友人はあきれながらもレイに駅に行き売り場で切符を買えば目的地に行けると教えてくれた。
「知らなかったよ…」
レイはバイクは乗れるけど認可地区の範囲内ならと走れる許可を執事のシャオにもらってる。
なぜなら彼女は方向音痴で迷子になりやすくたびたびシャオかカーラに迎えに来てもらってるからだ。シャオの手があかないときはカーラに迎えに来てもらってる。
レイの住む邸宅には家族で住み込む使用人が数人いる。その家族の息子カーラはレイとほぼ同い年な16才なこともありわりと気があってる。
カーラとなら車を使わなくても外出してもいいと許可をもらってる。
その最上階フロアに金持ちの令嬢や息子たちが利用できる会員制のバーがある。そこでは未成年でもアルコールを楽しめる。
15才になるレイもお嬢さま学院の高等部1年生だ。春に入学してやっと学校に慣れてきたしでクラスの友人たち3人とこのバーにたびたび来てる。
ただちょっとこの遊びにも飽きてきた。そんななかで友人のひとりが
「ね〜あんまいいオトコいないね〜」
自分の程度は棚にあげてえり好み丸だしなセリフを言いだす友人その1がおっくうそうにしゃべる。
「うーん、アタシはあの俳優イイなあ」
もう1人が言うのは若手俳優もこなすイケメンアイドルのことだ。
「えーあたしアイツやだ、レイはどんなのがイイの?」
「え〜、アタシ…?」
いきなり聞かれてまいったがまさかこないだテレビで見かけたボクサーとはいえない。なぜなら彼女らは汗くさい、センスのないヤツはまっぴらだからだ。
「……あのミュージシャンかなあ…」
思いつきで今10代や20代の女子に人気絶頂な歌手の名前を口にした。長身で細マッチョなイケメンだ。
「ふーん、アンタああいうのがイイの…」
とりあえず友人は納得したようだ。そこから話題が変わり遊びスポットのどこがめぼしいとか電車もわりと使えるとかをしゃべる。
「えっ、それなに?」
生まれてこのかたほとんどの場所は運転手の高級車で行ってもらってるレイにとっては初耳だ。
「アンタ知らないのお〜?、なら…」
友人はあきれながらもレイに駅に行き売り場で切符を買えば目的地に行けると教えてくれた。
「知らなかったよ…」
レイはバイクは乗れるけど認可地区の範囲内ならと走れる許可を執事のシャオにもらってる。
なぜなら彼女は方向音痴で迷子になりやすくたびたびシャオかカーラに迎えに来てもらってるからだ。シャオの手があかないときはカーラに迎えに来てもらってる。
レイの住む邸宅には家族で住み込む使用人が数人いる。その家族の息子カーラはレイとほぼ同い年な16才なこともありわりと気があってる。
カーラとなら車を使わなくても外出してもいいと許可をもらってる。