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無人島行ってみた話

第8章 男だけのサバイバル

20分くらい船に乗ったかなぁ?

無人島に到着しました。降りたのは、岩場でした。明らかに前回いった無人島よりかは、小さい。

海を見ると、かなり向こうに、港がみえる。

あそこから来たんやなぁ。

よし、行ってみるかと岩場を移動。登ってはいけないから、周りを歩くように、また岩場にいる食料を見ながら移動。

桂木さんが足を止め、岩を眺める。

「なんかあったんすか?」と聞くと、

「ここの岩場には牡蠣がいるな」

「牡蠣!?」

よく見ると、岩場のあちらこちらにへばりついてんのよ。だが、いまそれを剥がせるものがない。ナイフだけではかなりキツいものがある。

島になにかないか、それを探してから採りに行くことにした。

小さな砂浜が見えてきた。以前行った島に比べると、半分もないだろう。

最悪、食料は海頼みだな。

森とは言えないジャングル風な場所に入っていく。食べられそうな野草はないものか?

しかし、山菜の本を眺めてみても、これは食えると自信を持って採取できる物はなかった。

細い竹がある。根元にタケノコはないか……て、あるわけがない。

しかも、わずか10分たらずで、島の山頂についた。

「小さい島やなぁ。水も無いぞ」

確かに、川も池も無かった。

これは、マジでサバイバルになるぞ。

なんの冗談か、目立たない島なのに、ゴミは一人前によく流れ着いている。

この中から、数本のペットボトルを集めた。

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