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無人島行ってみた話

第8章 男だけのサバイバル

海は期待出来るんじゃなかろうか?

だが……期待だけでした。

ウニがいましたが、割ってみれば、小指の先ほども入っていない。

海に潜ろうにも、水中メガネなしでは、ちょっとキツい。

岩場には、マツバ貝もいない。

牡蠣6個、これが昼食になった。

しかも、デカいの2個のみ、残りは小ぶり。

ヤバいです、これは前回のようにはいかないぞ。

また、暑いし日陰がない。

最近、植林したんかっていうくらいに、木が低い。だから涼を求めるなら、山の中に入らないといけない。

今回は二人だけなので、ヤシっぽい葉っぱを拾って、それを組んで、あずまや風なものを建てた。ちなみに先に言うが、夜中に崩れました。

桂木さんがとにかく水をなんとかしようと、漂流物を探し出したが、役に立つようなものはほとんど無かった。

これは、間違いなくサバイバルだわ。下手すりゃ死ぬぞ。

僕は食料をなんとか集めようと、まず山に入った。前回見付けたようなキノコはないか?

知ってる範囲の山菜はないか?


中がスカスカの栗が落ちてたり、ドングリがあったり。ドングリでも、スダジィとかマテバシィとかいう、そのままナッツ感覚で食べれられるものはある。だけど、どれがそれなのかがわからない。

とりあえず、ドングリでも、綺麗なやつばかりを集めてみた。

先にオチを言おう。炒っても全部アクが強くて、食べれなかった。ザマーミロ(なんでやねん!)

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