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悪魔と天使とお嬢様

第1章 突然変わる日常



その時!!



「恵美様、失礼いたします…」

振り返った時にはもう遅かった…

龍崎は私のすぐ後ろに立ち、クスッと微笑んでいた…



「ギギギヤァー------------------ッ!!」



私は全裸で絶叫した!!



「…恵美様、そんなに驚かないでください。お体を洗いましょう…」



「イッッッッッ------イヤです!!自分で洗います。」



抵抗したものの、龍崎は少し意地悪な笑みを浮かべながら、私の体を洗いだした…


顔から火が出るほど恥ずかしい…



体を洗い終わると、龍崎はまた背中にチュッっと音をたてて口づけた…



「ひゃ----あ---」


また変な声が出てしまった。



試練はまだ終わってはいなかった!!



シャワー室から出ると、今度は早乙女が満面の笑みを浮かべてタオルを持っていた。



「キャ-------------------ア--------」



「恵美様、体を拭かないとお風邪を引きますよ…髪もドライヤーで乾かしますね…」



“ななななに---この人たち---こんなイケメンに全裸見られて---恥ずかしくて---死にそうだ!!---”








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