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ヌードモデル、人間ドックに行く

第4章 恋人は脱ぎますか?


裸のままシャワールームに入り、鏡で確認した。

血は出てなかったし、跡もわからない。手当ての必要もなかった。(初めて自分のお尻を見たようで妙な感覚だったけど)

こうなると、SMビギナー少年のロープと鞭がどれほどの危害だったかがわかる。

ついでにシャワーを浴びて、乾ききらない髪と体にバスタオルを巻いて部屋に戻った。

短いキスとともに、もうパスタオルは落とされ、ベッドで裸身をさらすことになった。

右を下にした側位にされた。
まさぐりつくした胸と、残酷にいじめたお尻の愛撫が同時にできる、ずるい体勢だった。

「あ、あ、ああ……」

お尻に手が触れただけで、もう声が出た。

胸のほうは、いつの間にか勃ちあがっていた乳首をつままれた。

「ああ、ああん、ああん」

胸とお尻、どっち側に倒れるべき?

シーツについた方の愛撫は止まるだろうが、上になったほうは二倍の攻撃を受けることになるはず……。

念入りな愛撫の果てに、私はうつ伏せにされた。

きゃっ、お尻なんだわ。

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