ありすちゃんのえっちな受難
第3章 雷の夜
まだ外の雷がゴロゴロいってて怖い……
しかも真っ暗だ。
「うぅ…ブレーカーのところも一緒に行く…」
「わかった、すぐそこだけど暗いから気を付けろよ?」
「…ん」
海地君が面倒見良くてお兄ちゃんの事を思い出す。
何か安心する…
海地君は手を握ってくれて暗い廊下を進んだ。
「あー、やっぱりブレーカー落ちてたな。今着くからな」
「良かったぁ…」
パッと電気が着くと肩からタオルを掛けていただけの裸を海地君の目の前に晒してしまった。
「わぁっ!ごめんねっ…変な物見せちゃった……」
「い、いや!全然変な物じゃないけど!俺もごめん、確認してから電気点ければよかったな…後ろ向いてるから脱衣場戻って…電気点いたから大丈夫だよな?」
「…うん…」
うぅ…海地君に沢山迷惑掛けちゃってる。
わざとじゃないのに…これじゃあ、噂されてる事が本当みたいに思われちゃうよ。