ありすちゃんのえっちな受難
第5章 彼女の家
ありすの家に着いて、部屋へ通される。
全体的に薄ピンクと白の家具で囲まれていて、綺麗に片付いていて女の子の部屋という感じでなんか良い。
可愛い物好きなんだな…ありすの好み覚えておこう。
「へへ…家族以外の男の人初めて部屋にいるからちょっと緊張する…」
「え、ごめん!部屋入るの俺が初めてで大丈夫だった?」
「うん?全然大丈夫だよー!宿題やろっか…今日の宿題のところあんまりわかんなかったんだぁ」
「少し複雑だったよな、やり方教えるよ」
入院で出席日数が足りなかっただけで、入院中暇だったからかなり勉強してこの学年の勉強は一通り終わっている。
「……それで、この公式に当てはめると解けるんだけど」
「ああぁ!わかったぁ…涼君頭良いねぇ、教え方もすごくらわかりやすい」
「この勉強2周目だからだよ、初めて見た時は分からなかったし」
「えぇー私は涼君に説明してもらわなかったら分からなかったもんっ…あっという間に宿題終わっちゃった」
俺の事褒めてくれるのも一生懸命勉強してるありす可愛いなぁ…ありすの部屋でこうしてるだけで幸せだ。
「先にご飯だけ炊いてくるね」
「あぁ」
ありすは立ち上がった瞬間テーブルに足がぶつかって上にあったペンケースが落ちて踏み込んだ足がその上に乗ってしまってありすは後ろ向きにベッドの上に仰向けに倒れ込んだ。
転んだ瞬間スローモーションみたいに思えたけど、俺が咄嗟に伸ばした手は無情にも全く意味はなかった。