テキストサイズ

仔犬のすてっぷ

第33章 蜜の夜は・・・(性的表現あり〼)



 ・・・はあ…はあぁ……はぁ……はあっ……

荒く呼吸をする音…


「あっ…ううん…はあっ…あんっ…んんっ…」
「あうっ…うっん…くっ…ふうっ……ああぁ…」
「ああっ…ふぅん……ああぁ…はあぁ…あっ…」

3人三色の、感じて自然に出てくる声……


ぎしっ…みし…ぐくゅっ…ぶふっ…ギシッ…

 三人が動き、移動し、腰を振り……
体位を変えるたびに軋むベッドから、いろんな音が湧き出して。


くちゅ、クチャ、にちっ、ブチャっ、ぬちゃっ…
くぷっ…チュッ…ちゅるっ…くぽぉ…ずずっ……

僕と奈緒ちゃんが交わる音と、奈緒ちゃんが蒼空を咥えて執拗に吸い上げ、口の中で舐め回す音…

 そんな色んな音が混ざりあって、この部屋の中でひとつの音になって・・・
淫靡で甘くて、妖しい空間となったこの部屋の中で、三人は我を忘れて快楽に身を任せていた。


そして……



「はあぁ〜…もうだめぇぇ〜来るっ!大きいの、くるううっ!!」
「ぼっ。。。僕…も、もう……イクっ!イきそうっ!!」
「なっ…奈緒っ……悪いっ!先に…出すぞっ!」

 意外にも、一番最初にイッたのは蒼空だった。


「うっ……はああぁ〜…っ!」

 こちらにまで音が聞こえそうなほど、激しく沢山の白い液体を出した蒼空が悦に入ったような顔で身悶えする……。
 口の中に溢れ出てくるそれを、奈緒ちゃんは口の中からこぼさないように音を立てながら飲み干した。


「ああぁ……苦くて、塩っぱくて・・・熱くて…甘いの……いっぱい、飲んじゃった……あはぁ」


自分の排他的な行動に更に悦に入った彼女は、そんな自分の状況に更に高ぶったらしく……
ぷるぷるぷるっと身震いすると、力が抜けたかのように腰をずんっ!と落としてきた。


「あっ?!あああっ??!」

そんな行動にたまらず僕は大きな声を上げてしまった。
アソコが…あそこがあっ!!


「すっ…すこくぅ…しまるううぅっ!!も、もうだめだぁ」
「ひいいぃん!いまのおぉ……体中が痺れたああぁ〜……もう、だめえぇぇ〜……」

僕と奈緒ちゃんはお互い身体を激しく震わせ、絶頂寸前のところで身体の動きを止めてしまった。



「…いっ…いきたい…けど…イキたくない…」


ぷるぷると体を震わせ、苦しそうに奈緒ちゃんがつぶやく……。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ