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仔犬のすてっぷ

第35章 仔犬達の宴のなかで (エッチシーンあり〼)


二人、交互にシャワーして……。

僕が先、蒼空はその後…。



 僕は後ろを色々される事を覚悟して、綺麗に洗ったんだけど……。

(……自分で触っても…掻き混ぜてみても……気持ち良くならないんだけど、本当に大丈夫なんだろうか?)

 ちょっとくすぐったくは感じるけど、漫画で読んだみたいによがるほど気持ち良くなれる兆候は無かった。


(う〜ん・・・と、なると……フリをして喜んでもらうしか……ないか?)

 あまり嘘はつきたくないし…かといって演技力がある訳でもない僕に、何ができるか?と、なればやっぱり…

…気持ちよくなってもらう、しかない。
出来る限りのことをしてあげれば…。

この間は蒼空が僕のアソコを色々してくれて。

そのお返しくらいはしてあげたい。


・・・あ。
そっか…フェラするのって、初めてだった……

 女の人をクンニするのは何度も経験させてもらえたが、男の人に関しては初めてだった……。

 
「だ…大丈夫…だよね?自分の気持良い所をいろいろしてあげるだけで気持ちよくなる…よね?」
「・・・何が大丈夫、なんだ?」
「…う、うわあぁ?!」

いつの間にかシャワーを浴び終えた蒼空が僕の真後ろに立っていて、バスタオルで身体を拭いているところだった。


「…なんだ?いまさら緊張しちゃってんのか?可愛いやつだな」

ニンマリと笑う蒼空の笑顔が…何か胸に来る。

……なんか、かわいい……。
しかも、シャワーを浴びた後の濡れた髪の毛や、細マッチョ的な身体の閉まり具合がよく分かる上半身が無防備に晒しだされていて…。

 “色気” が、あるっていうのはこういうことかぁ…
僕には程遠いものだな、こりゃ……。


「……なんだぁ?そんなに俺の身体が気になるか?まじまじと見られると、なんか照れくさいだろ?」

…僕には無いモノを持っている蒼空……。
年下なはずなのに…今日はまた一段と大人に見えるのは……どうしてだろうか?


「・・・待ちきれなかったのかぁ?かわいい奴めぇ」


 そう言うと蒼空は僕の側に座り、優しく肩を抱いてきた。




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