無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「・・・気持ち、良かった？」


彼をイカせた達成感と満足感。
そして、彼の、普通に生活していたら見ることもない顔と、そして、普通なら味わうことのないものを飲んで、味を知って・・・。



……僕は、恍惚としていた。


　そんな僕の顔を見た蒼空が、もう一度僕の頭を優しく撫でると、まだ余韻の残る僕の唇に自分の唇を重ねて来た。



「その顔、たまらないぜ……もっといい顔、させてやる」
「……あっ？！」


　ふわっ…と僕を逞しいその腕で支えながら、優しくベッドに押し倒した蒼空は


「今度は俺の番だな。こっちでイカせてやっからな♡」

そう言うとお尻の周りをさわさわと擦りだした。


「あ…ぼ、僕さぁ……実はそっちで気持ち良くなったこと、無いん……あっ？！」

　不意に触られた蕾と袋の間の場所……皮の薄いその場所を指でつつつ〜っとなぞられて、びくん！と体が跳ねた。


「…え？え？？……えっ？！」


嘘みたいな感覚……。

　自分で触ってもくすぐったいだけだったそこから、得も言われない快感が…背中を通って、頭の先まで一気に走り抜けた。


な、何？今の……。


「今まではどうだったかは知らないが、ちゃあんとここだって気持ちよくなれるんだぜ？
…っと。
って事は……優希はちゃんとココは処女だっていうことになるんだな」

　…前にバイブ、突っ込まれてますけど（汗）


　おち●ちんを片手で包み込みながら、もう片方の手が僕の胸を愛撫する。
僕の後ろにいる蒼空の息遣いが、さっきの同じ状況だった時より荒々しい。

　本当の意味で初めてココを攻略できるということで興奮しているんだろうか？


僕は……初めてそこを他人にじっくり触られるんだという不安と、恥ずかしさで鼓動が早くなっていた。


（いまさら…やることやっちゃってるのに…まだ、僕に恥じらいが残っている……のかな？）