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僕達の日常-血始し編-

第2章 ~3人それぞれとの放課後~

変わったといえば、他のクラスメート達とも挨拶したり、話もしたり、アドレス交換もした。

「俊樹、今日は用事ないから寄り道出来るぞ」

「僕も今日は、用事ないよ」

数多君と南君、今日は予定空いてるんだ。

「わりぃ、今日は空手の稽古の日なんだ…。」

2人に謝る俊樹君。

「そうか~」

「郁君は?」

「僕は、大丈夫だよ」

「じゃあ、今日は3人でどこか寄り道でもしようぜ!」

こうして、今日の放課後は数多君と南君と寄り道をする事になった。

◇桃谷商店街の本屋・1階◇

俊樹君と別れた僕達は、桃谷商店街の本屋に来ている。

「4月下旬、確か部活説明会の時期だよね?」

店内を見て回ってる最中に、南君が言った。

「おう
南は、入りたい部あるのか?」

「いや、特にないから帰宅部かな」

「そうか、郁は?」

「趣味とかに、時間費やしたいから僕も帰宅部」

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