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僕達の日常-血始し編-

第1章 〜プロローグ〜

「で、俺も興味持って小学生の時から従兄と一緒に、叔父さんに教わったりしてたんだ」

従兄も、ジークンドーやってるのかぁ…。

「あとは、DVD借りて観て見よう見まねしたり、書籍も借りて読んで独学したりしてるんだ」

「あの」

「?」

後ろを振り向くと、不良達に絡まれてた男子が、声をかけてきた。

「さっきは、助けてくれてどうもありがとう」

男子は、僕達にお礼を言った。

「僕は、江戸川南(えどがわみなみ)
南で良いよ、よろしくね」

その後、僕達も南君に自己紹介して教室に戻った。

◇角川学園4階・1年B組◇

南君の席は、偶然にも僕の隣で数多君の後ろで、俊樹君の右斜め後ろの席。

「凄い偶然だね」

僕が言うと、3人は微笑した。

「本当だなー♪」

「すげぇな」

「凄いね」

少ししてチャイムが鳴り、先生が教室に入って来る。

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