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私淫らに堕ちます

第2章 脅迫

「んんっっ・・ははっっ・・・・。」

抑えられていた感情の高まりに抵抗できず,自分からシャツを通して彼の体にそっと触れた。

 綺麗に顔に似合わない思った以上の逞しさに,ギャップと男を感じ,体の奥が燃え上がるのを感じた。

 口から彼の舌や唇が離れていく。未練をもつように舌と舌の間に唾液の糸が引っ張られ,やがて切れて落ちていった。

 きっと私はもっとしていたいのにという,教師として,いや一人の年上の女性としてあるまじき顔をしているだろう。

私の目には彼の姿が映った,いや彼しか目に映らないと言った方がいい。今の彼の上気した官能的な表情も魅惑的で,背中がゾクゾクゾクと私の心を揺さぶってくる。妖しい瞳に心も体も溶けてしまいそう。
 

 そのままテーブルの上に倒され,私の上に覆い被さってきた。

 今この瞬間に誰かが入ってきたら,言い訳のしようがない。教師と生徒が,学校という教育の場で抱き合っている。

 でもそれが何だというのだろう。脅されてキスを奪われ,仕方なく身を委ねているのだ。決して一時の自分の快楽のために身を落としているわけではない。

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