私淫らに堕ちます
第7章 デート②
大学から急いで自宅に戻り,シャワーを浴びて待ち合わせの場所に向かうことにした。
携帯でタクシー会社に連絡すると,すぐに迎えに来れるということだった。マンションを降りて,通り沿いで待っているとすぐにタクシーが来た。
「下見水族館までお願いします。」
すぐにタクシーは出発した。到着まで20分といったところか。
分析に必要なデータをとるために,昨日の昼から始めた研究に没頭していたら,すでに夜が明けていた。夜ご飯抜きの徹夜。正直朝ご飯も食べる気がしない。
これじゃ,僕が母さんや麗華さんに文句はいえないな。蛙の子は蛙ということか。
いつも食事もとらず,研究にのめり込みすぎて,ふらふら家に帰ってきたのを思い出し,苦笑する。毎回ハラハラ,心配させられることに気を揉んで,説教していたっけ。
「まっ,ぼくの場合は,誰も心配する人はいないからな。」
と独り言を呟き,自動販売機でコーヒーを購入した。ふうっとため息をついて,白衣を裾を持ち上げ,談話室の席に着いた。
さすがにこの時間は誰もいないか。
がらんとした談話室は,静寂に包まれていた。徹夜をすることは慣れているので,不思議と眠気はない。買ったコーヒーを口に含んで喉を潤した。
携帯でタクシー会社に連絡すると,すぐに迎えに来れるということだった。マンションを降りて,通り沿いで待っているとすぐにタクシーが来た。
「下見水族館までお願いします。」
すぐにタクシーは出発した。到着まで20分といったところか。
分析に必要なデータをとるために,昨日の昼から始めた研究に没頭していたら,すでに夜が明けていた。夜ご飯抜きの徹夜。正直朝ご飯も食べる気がしない。
これじゃ,僕が母さんや麗華さんに文句はいえないな。蛙の子は蛙ということか。
いつも食事もとらず,研究にのめり込みすぎて,ふらふら家に帰ってきたのを思い出し,苦笑する。毎回ハラハラ,心配させられることに気を揉んで,説教していたっけ。
「まっ,ぼくの場合は,誰も心配する人はいないからな。」
と独り言を呟き,自動販売機でコーヒーを購入した。ふうっとため息をついて,白衣を裾を持ち上げ,談話室の席に着いた。
さすがにこの時間は誰もいないか。
がらんとした談話室は,静寂に包まれていた。徹夜をすることは慣れているので,不思議と眠気はない。買ったコーヒーを口に含んで喉を潤した。