私淫らに堕ちます
第1章 出会い
気を取り直し頃にチャイムが鳴り,授業が終わった。
そそくさと片付けをし,教室を出ようとした時,後ろから声が聞こえた。心のどこかで待ち望んでいたのかもしれない彼の声が・・。
「先生。ちょっとよろしいでしょうか?」
「なっ,何かしら。」
上ずった声で返した。周りの生徒は,何事かと二人に視線が集まる。
彼は何をするにも周囲の注目を集めてしまう。それに気にすることなく,じっと見つめる美少年に,自然と視線をそらしてしまった。
「分からない問題があるんです。もしよかったら放課後先生の部屋をお伺いしますので,教えてくれませんか?」
「放課後に部屋で?それは・・・。」
部屋で二人きりになるというシーンを思い浮かべ,顔を赤く染めるが,それはまずいと本能が危険信号を発する。
だが,みんなの視線を感じて,個人的な感情を排し,教師として答えるべきと悟った。
「分かったわ。では放課後に。」
「ありがとうございます。助かります。」
屈託のない笑顔が眩しい。純粋に学びたいという気持ちで言っているのに,何を私は舞い上がっているの,そう自分で自分を責めたくなった。
それなのに,時間が経つにつれて自分の気持ちがおさまらなくなっている自分に気付く。もうすぐすると彼は,この部屋に来るだろう。
そそくさと片付けをし,教室を出ようとした時,後ろから声が聞こえた。心のどこかで待ち望んでいたのかもしれない彼の声が・・。
「先生。ちょっとよろしいでしょうか?」
「なっ,何かしら。」
上ずった声で返した。周りの生徒は,何事かと二人に視線が集まる。
彼は何をするにも周囲の注目を集めてしまう。それに気にすることなく,じっと見つめる美少年に,自然と視線をそらしてしまった。
「分からない問題があるんです。もしよかったら放課後先生の部屋をお伺いしますので,教えてくれませんか?」
「放課後に部屋で?それは・・・。」
部屋で二人きりになるというシーンを思い浮かべ,顔を赤く染めるが,それはまずいと本能が危険信号を発する。
だが,みんなの視線を感じて,個人的な感情を排し,教師として答えるべきと悟った。
「分かったわ。では放課後に。」
「ありがとうございます。助かります。」
屈託のない笑顔が眩しい。純粋に学びたいという気持ちで言っているのに,何を私は舞い上がっているの,そう自分で自分を責めたくなった。
それなのに,時間が経つにつれて自分の気持ちがおさまらなくなっている自分に気付く。もうすぐすると彼は,この部屋に来るだろう。