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騎士様は私のボディーガード

第13章 騎士様、抱いてください♡

「……ん……」



目を覚ますと、隣でスースーと寝息を立てて眠っているシリウスの姿が目に入った。



私、いつの間にか寝ちゃったんだ……



私は少し身を起こして、シリウスの寝顔をジッと見た。



「よかった……」



目が覚めて夢だったらどうしようって一瞬思った。
でもシリウスはちゃんとここにいる。
帰ってきたんだ、私の元に。



「おかえり、シリウス」



私はシリウスの唇にそっとキスをした。



「……好き、大好き」



シリウスのことが愛しくてたまらない。
さっきあんなに抱かれたのに、また抱かれたいって思っちゃう。



もう、私ってばいつからこんなにエロくなったの?
ちょっとシャワー浴びて頭冷やしてこよ……



そう思ってベッドから降りようとすると、腕を掴まれた。



「俺も好きだ、ミオ」



振り返ると、まっすぐな青い瞳に見つめられてドキッとした。



「お、起きてたの?」

「ああ、ミオからのキスで」



シリウスはガバッと起き上がると、私の身体を抱きしめた。



「続きしようか?」

「えっ……待って。シャワー浴びたい」

「じゃあ一緒に浴びよう」



そう言うとシリウスは私をお姫様抱っこした。



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