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初恋ってどんな味?

第10章 新学期

次の日

今日はいつもよりも早起きをした
りゅうくんの朝練を見に行くから!

体育館に着くともう練習は始まっていた

そっとギャラリーからりゅうくんをみていた...

あーぁ、聞いちゃえばこんなもやもやすることも無いのになぁ
無意識に涙が溜まってくる...

聞きたいけど、大事な試合の前に変な気を使って欲しくない。
少しだけ距離を置いた方がいいのかな...?

「りーん!おはようさん」
ぎゅっと後ろから抱きしめてくるりゅうくん

『おはよう!おつかれさまー!
ねぇー、お昼なんだけどさ??お友達と...食べてもいい?』

「友達?!早速できたんか!りん頑張ったなぁ〜
もちろん、えぇよ。でもたまには俺にも構ってな?」

ぎゅっと抱きしめる力を強くした...

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