初恋ってどんな味?
第11章 弱い...
「てかさぁ〜、こないだの夏休みにりゅうせいとしたの本当にやばかった〜、激しすぎて腰砕けるかと思ったけど、それ以上に幸せすぎたぁ♡」
えぇ???
後ろに座る人から聞こえてきた言葉に
動揺が隠せなくなる...
「いつまでも受け身でお高くとまってると
すーぐ飽きられちゃうんだねぇ〜ほんとうける!」
「ちょっ!!あやか聞こえるよ」
「聞こえてもいいじゃーん、事実だし」
私はその場にいることはできず
急ぎ足で体育館をでた...
気がつくと下駄箱まで走っていた
あっ、SHOくんの靴がまだある...
図書室かな...?
1人でいたくない一心でSHOくんが居るであろう
図書室に走った