初恋ってどんな味?
第3章 お互いを知る
学校につき、迎えの時間の確認をしてママは帰った
やっぱり朝練見に来て正解だ
今日の放課後はレッスンだから会えない予定だった
そういえば先輩にお仕事の事とか言ってないや
言わなきゃだよね?
考えながら歩いているとギャラリーについた
「りーーーん!」ブンブンと手を振っている
えっ?!練習中じゃないの?
先輩に名前を呼ばれて焦りながらも小さく手を振った
先輩の浮ついた?行動はその一瞬だけで
その後はちゃんと練習をしていた
何かに一生懸命ってカッコイイね
朝から好きが積もった
この小さなスキを丁寧に崩さないように
心に積もらせていきたいな
「りんー、そこで待ってて?」
練習が終わった先輩に待ってるように言われ
10分くらい待つと先輩が着替えを済まして来てくれた