初恋ってどんな味?
第3章 お互いを知る
「りんおはようさん」
ぎゅーっとハグをする
『く、、くるしいです。。』
ごめんごめーんと離してくれた
身長差があるから先輩の胸の位置に顔が当たって呼吸がしにくい(笑)
「教室まで送るで?」
すっと手を繋ぎギャラリーを後にした
「りん既読ついとるのに返信ないの心配したで?」
『朝のLINEみて、急いで支度して見にきたから...』
「そんなに練習みたかったんか?!」
『はい...バスケしてる先輩カッコイイから』
「やんばい!!!今のめっちゃキュンとした
りんは俺のことキュン死にさせる気なん?」
あっという間に教室につく
「またお昼に迎えくるな?」
『待ってます』
繋がっていた手が離れた
先輩の手、大きかったな。それに温かかった。