初恋ってどんな味?
第3章 お互いを知る
「昨日りんのお母さんとLINE交換して
連絡が来たんよ、りゅうせいくんの家どこなの?って
それでここですって教えたら、朝練ない日とりんの仕事のない日に限りだけど一緒に登校したら?って
提案してくれてな、ここ集合になってん。」
俺ん家あれなと新しめな綺麗なアパートを指さした
「なかなか一緒に居られないだろうからって
りんのお母さんが気ィ利かせてくれたんやな」
『毎日先輩の家の前通ってたんだ!!』
「せやな〜、10分くらいやけど一緒に行こう?」
『朝から先輩と一緒に歩けるなんて幸せなら気持ち...』
「りん可愛すぎること言わんでよ〜
今すぐギューってしたなるやん!!!!」
そんなことを話しながら学校に着いた
「ほなまた後でな!」
先輩は教室へと向かった