初恋ってどんな味?
第6章 ♦お出かけ♦
暗い部屋に入り、俺らは指定の席に着いた
カップルシートに寝転びながら
プラネタリウムを鑑賞する
暗い中、りんの方を見るとこっちを見ていた
"ん?どした?"りんの耳元で声をかける
何も言わずに見つめてくるりんの顔が赤くなっているのがわかった
"りん?暗い場所でこないだのお家デートのこと思い出しちゃったん?"
さらに顔を赤くしてりんは顔をふった
"暗いからエッチなこと考えてたんやな、りん?
ほんまえっちなこや
さすがに外では何もせんよ?"
チュッ
りんの耳にキスをした
俺たちはプラネタリウムを楽しんだ
プラネタリウムの後は電車に乗り、2人で俺の家へと帰ってきた