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海でいじけてたら、ウンディーネと甘々生活

第2章 ママとねっとり

「甘えるのはそれくらいにして、食事の準備をしましょう」
「どうやって?」
「私に任せなさい」
 ウンディーネが持っている杖みたいなものを海にかざす。すると、魚が数匹飛び出してきた。
「すごい」

「あとは、焼く道具があると良いわね」
「バーベキューセットは友達が持って帰っちゃったよ」
「火があれば良いけど、私は出せないし……」
「火をおこせるものはないかな」

 創大は鞄の中を探してみた。
「これならあったよ」
 ライターだった。

「良いじゃない。でも、それだけじゃね……」
 燃やす木があれば良いが……
「探してくるよ」
「待ちなさい。私が行くわ。あなたは鞄を見てなさい」
「分かった」

 しばらくして、ウンディーネが戻ってくる。
「いくつか持ってきたわよ」
 ウンディーネが木の枝とかを持ってきた。
「火をつけてみよう」


 上手くいった。魚を火にあぶって、ウンディーネと食べた。
「美味しいわね」
「うん」

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