分け合う体温
第6章 再開で
「そう……あれ。今から叶えられないかな。」
私は、大きく呼吸をした。
「俺、就職もしたし。二人で暮らせば、なんとかやっていけると、思うんだ。」
うんと、言いたかった。
でも、言葉が出ない。
「って、何言ってんだろ。肝心な事、俺言えてない。」
理人は、大きく息を吸った。
「愛してる、由乃。会えなかった7年間、この気持ちは、一度も変わらなかった。」
その言葉に、涙が出た。
「由乃?」
「理人。私もだよ。7年間、ずっと理人を愛してた。」
私達は、見つめ合って、お互いを抱きしめ合った。
思えば、理人の気持ちに、悩んでた時もあった。
でも、理人に想われる事が幸せだって思えたのも、相手が理人だから。
私達は、これからも愛し合っていく。
それが、たった一つの願いだから。
- END -
私は、大きく呼吸をした。
「俺、就職もしたし。二人で暮らせば、なんとかやっていけると、思うんだ。」
うんと、言いたかった。
でも、言葉が出ない。
「って、何言ってんだろ。肝心な事、俺言えてない。」
理人は、大きく息を吸った。
「愛してる、由乃。会えなかった7年間、この気持ちは、一度も変わらなかった。」
その言葉に、涙が出た。
「由乃?」
「理人。私もだよ。7年間、ずっと理人を愛してた。」
私達は、見つめ合って、お互いを抱きしめ合った。
思えば、理人の気持ちに、悩んでた時もあった。
でも、理人に想われる事が幸せだって思えたのも、相手が理人だから。
私達は、これからも愛し合っていく。
それが、たった一つの願いだから。
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