扉を開けて AN
第20章 好みのタイプ
昼休み、弁当を食い終わった後
5人で日向ぼっこしながら
他愛もない事を話してた時
「あ、そういえば、俺 カンナと付き合う事にしたんだ」
さらっと落とされた翔ちゃんからの爆弾発言に
俺たち4人はびっくり、なんてもんじゃない
「えええええ!?な、何で?いつから?どっちから告ったの?
てか翔ちゃん、カンナちゃんの事好きだったの?
俺全然知らなかったよーーー」
「カンナちゃんと?へぇ・・何か意外だけど おめでと。
翔ちゃんもついに彼女もちかぁ、クラスの女子たち荒れるんじゃない?」
「へぇぇ・・・突然でびっくりしたけど カンナちゃんならお似合いだよ、
おめでとう」
相葉ちゃん、ニノ、松潤の後に続くのが普通なのに
てか、続かなくちゃ変なのに
俺は 時間が止まったみたいにフリーズして
何だか不自然な間が開いてしまった
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