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【改稿版】ガーディスト~君ヲ守ル~

第2章 依頼人

 護とアイコンタクトを取ると、祐司は給湯室に向かった。お茶を淹れながら、根本は一体誰に追われているのだろうと想像を巡らせる。


 護衛の相談の依頼は基本、事前予約ばかりだ。しかし根本のように突然来訪してくるパターンもある。
 しかし大の男があんなに怯えるなんて、何か命を狙われるようなことでもしたのだろうか。それとも逆恨み的な……?


「祐司くんはそのお茶を出したら、東様のお迎えの準備に取りかかってくださいね」


 社長と連絡を取り終えた圭吾が、お茶を運ぶ祐司に話しかける。


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