イラクサの棘
第25章 踏み出す一歩
「潤、ほらおまえを抱いてると
ここ、触ってみて。すげえだろ?」
「…すごい…熱い…翔さん
なんで?おっきくなってる」
「当たり前だろ?
おまえとくっついてるだけで
ヤバいんだぞ。
寝顔見てると襲いたくなってたし。」
「でも、胸は…ぺたんこだよ?
抱き心地だって…骨張ってて
やわらかくないもん。」
自身の魅力にまだ気づいてない潤
幾千万の言葉より、
互いの温もりで伝え合う事も必要
なんだろう。
臆病な潤はリアルを求めてる
より、はっきりとした確証を
ちゃんと分からせてやらなきゃ
「潤はここ、触るとちゃんと感じて
くれるだろ?
ぺたんこ?これでか?
ほら、揉み応えだってすっげえあるよ。」
「やぁ、んん…ぁん」
くすぐるように乳首を擦るだけで
突起がぷくりと膨らんでくる
「ほら、可愛く膨れてきた。」
「…あ、だめ…ぁあ…」
転がすようにつまみ上げて
少しきつめに押しつぶすと
顎をのけぞらせて嬌声を漏らす
「潤っ、どうする止めて
このまま2人でお昼寝しょっか?」
「…ふぇ、…やぁ…翔さん…」
「俺も我慢できそうにねぇわ。
けど、また熱でたら大変だし
2人で気持ち良くなろっか?」
こくこく頷く潤もまた、
パジャマのズボンを前を押し上げていた。