イラクサの棘
第27章 引力
潤side
「もう、いやになっちゃうよ。」
「落ち込んだって仕方ねえだろ?
どうする、途中どこかメガネ屋に寄るか?」
「ううん、いいよ。
裸眼でも、見えないことないし。
遠くをみたり運転するのは難しいけど
近くなら比較的見えるしね。」
「じゃあ眼鏡の修理せずにそのままの
潤でいてもらおうかな?
よそ見しないで、俺の隣りで俺だけを見てて
もらいたいし。」
「翔さんばっか見てると翔さんの顔に
おおきなアナ開いちゃうよ」
「孔!だったら俺が塞いでやらなきゃ
潤のキュートな孔は俺ので奥までしっかりとな。」
「もうバカっ!」
前を走るのは松岡先輩の車。
出かける時に落っことしたせいで
眼鏡にヒビが入ったことをしきりに悔やむ潤。
とれたてのウニ、アワビの踊り食い
漁港の網焼きのバーベキュー
新鮮な魚介類の刺身に、寿司
どれもサイコーだぜっ!
誘いに来た松岡先輩のそんな言葉に、
潤の気持ちはすこし持ち直したが、
助手席に座って裸眼だと景色が
楽しめないことに気づいてため息を漏らしていた。
「潤、ずっと俺だけを見てろよ。」
「…うん、翔…さん」
松岡先輩のスピード狂にも
どうにかついていけて、漁港に到着。
こじんまりとした漁港だか
朝市はかなり賑わってて観光バスも停車してあり
かなりの露店もずらっと並んでいた。
「もう、いやになっちゃうよ。」
「落ち込んだって仕方ねえだろ?
どうする、途中どこかメガネ屋に寄るか?」
「ううん、いいよ。
裸眼でも、見えないことないし。
遠くをみたり運転するのは難しいけど
近くなら比較的見えるしね。」
「じゃあ眼鏡の修理せずにそのままの
潤でいてもらおうかな?
よそ見しないで、俺の隣りで俺だけを見てて
もらいたいし。」
「翔さんばっか見てると翔さんの顔に
おおきなアナ開いちゃうよ」
「孔!だったら俺が塞いでやらなきゃ
潤のキュートな孔は俺ので奥までしっかりとな。」
「もうバカっ!」
前を走るのは松岡先輩の車。
出かける時に落っことしたせいで
眼鏡にヒビが入ったことをしきりに悔やむ潤。
とれたてのウニ、アワビの踊り食い
漁港の網焼きのバーベキュー
新鮮な魚介類の刺身に、寿司
どれもサイコーだぜっ!
誘いに来た松岡先輩のそんな言葉に、
潤の気持ちはすこし持ち直したが、
助手席に座って裸眼だと景色が
楽しめないことに気づいてため息を漏らしていた。
「潤、ずっと俺だけを見てろよ。」
「…うん、翔…さん」
松岡先輩のスピード狂にも
どうにかついていけて、漁港に到着。
こじんまりとした漁港だか
朝市はかなり賑わってて観光バスも停車してあり
かなりの露店もずらっと並んでいた。