イラクサの棘
第28章 秘事3
雅紀side
「ほら、ねえ、向こうのほう空いてるよ!」
「とうちゃん、あっちあっち!!」
「分かった分かってるって!
おめえら2人はしゃぎ過ぎだぞ
おーい、海に落っこちるなよ!」
「だって、ねーー!晶もおさかな釣り
楽しみにしてたもんねー」
「ねーー!おさかなさんいっぱいだぁ」
※ ※ ※
あの日から携帯ばっか眺めては
何度もため息を吐く智兄。
どうやら待ち望んでた相手とは
話せたみたいだけど
ちゃんとした会話は出来なかったみたいで
塞ぎ込んでいる。
「どうやったら
智兄に元気になってもらえるのかぁ。」
「また智兄かよ!
大の大人だろ、放っておくのが1番だぜ。」
「うーーん、そうなんだけどぉ
あ、今日のスイーツはどう?」
「まあまあ。不味くはない…」
「クフフやったね!
良かったぁ、ニノの不味くはないは
かなり高評価なんだもん。」
「海は?
雅紀のおすすめの漁港あるだろ?
そこの釣り堀にでも行ってきたらおまえの
大好きな智兄も気分転換できるんじゃね。」
ニノはいつも良いアドバイスをしてくれる
ホント頼りになるんだもん。
俺の最高の親友なんだ。
すごく泣きたい時も
めちゃくちゃ嬉しい時も
すこし切ない時も
いつだってニノが励ましてくれる。
おかげで、
こうして毎日笑って暮していけてるんだ。
「ほら、ねえ、向こうのほう空いてるよ!」
「とうちゃん、あっちあっち!!」
「分かった分かってるって!
おめえら2人はしゃぎ過ぎだぞ
おーい、海に落っこちるなよ!」
「だって、ねーー!晶もおさかな釣り
楽しみにしてたもんねー」
「ねーー!おさかなさんいっぱいだぁ」
※ ※ ※
あの日から携帯ばっか眺めては
何度もため息を吐く智兄。
どうやら待ち望んでた相手とは
話せたみたいだけど
ちゃんとした会話は出来なかったみたいで
塞ぎ込んでいる。
「どうやったら
智兄に元気になってもらえるのかぁ。」
「また智兄かよ!
大の大人だろ、放っておくのが1番だぜ。」
「うーーん、そうなんだけどぉ
あ、今日のスイーツはどう?」
「まあまあ。不味くはない…」
「クフフやったね!
良かったぁ、ニノの不味くはないは
かなり高評価なんだもん。」
「海は?
雅紀のおすすめの漁港あるだろ?
そこの釣り堀にでも行ってきたらおまえの
大好きな智兄も気分転換できるんじゃね。」
ニノはいつも良いアドバイスをしてくれる
ホント頼りになるんだもん。
俺の最高の親友なんだ。
すごく泣きたい時も
めちゃくちゃ嬉しい時も
すこし切ない時も
いつだってニノが励ましてくれる。
おかげで、
こうして毎日笑って暮していけてるんだ。