イラクサの棘
第33章 シャボン玉
雅紀side
「雅紀っ、雅紀っ
大丈夫か?目が覚めたんだな!!」
「…んん、智兄?」
夢?まだ…頭痛がする
後頭部を殴られたような激しい痛み
ニノに処方してもらってる薬飲まなきゃ。
あれはよく効くんだ。
「雅紀、おい、大丈夫か?」
心配そうに覗き込んでくれる智兄。
でもうまく記憶がつながらない
だって…俺は…運転してて…
ハンドルを握ってた筈なのに
どうして??
ここどこ?
「まーくん、まーくんおきてよー
シャボンしよーよー」
「晶…シャボン玉…のオモチャ…痛っ!!」
やっぱり…天罰だ
これはきっと神様が与えた痛みだ
「相葉さん、大丈夫ですよ。
ここは病院ですから、
いまからお薬点滴しますので
安心して眠っててくださいね」
「はぁ…」
白衣の先生はとても穏やかな笑顔。
でもニノの白衣姿のほうが
カッコいいなぁなんて
ぼんやり考えてると
また意識が遠のいていった。
「雅紀っ、雅紀っ
大丈夫か?目が覚めたんだな!!」
「…んん、智兄?」
夢?まだ…頭痛がする
後頭部を殴られたような激しい痛み
ニノに処方してもらってる薬飲まなきゃ。
あれはよく効くんだ。
「雅紀、おい、大丈夫か?」
心配そうに覗き込んでくれる智兄。
でもうまく記憶がつながらない
だって…俺は…運転してて…
ハンドルを握ってた筈なのに
どうして??
ここどこ?
「まーくん、まーくんおきてよー
シャボンしよーよー」
「晶…シャボン玉…のオモチャ…痛っ!!」
やっぱり…天罰だ
これはきっと神様が与えた痛みだ
「相葉さん、大丈夫ですよ。
ここは病院ですから、
いまからお薬点滴しますので
安心して眠っててくださいね」
「はぁ…」
白衣の先生はとても穏やかな笑顔。
でもニノの白衣姿のほうが
カッコいいなぁなんて
ぼんやり考えてると
また意識が遠のいていった。