
【リレー小説】ルイーダの酒場
第11章 サチの御馳走とお泊まり
「あらあら、あなたたち、どうしたのかしらん?」
その時、お玉を持ってエプロンをつけた女性がムトたちに近づいてきた。
「母ちゃん!」
「サチ!」
どうやらヒロとヤスの家族らしい。
「あいつらが母ちゃんの作った魔物のエサを横取りしようとしたんだ!」
「あらあらまあまあ~、皆さんそんなにげっそりさせて……よっぽどお腹が空いていたのねん。ふふ、良かったら我が家にいらして? ご馳走するわ♪」
「え、マジっすか!」
ムトが真っ先に、誘いに食い付いた。
「ちょっと、ムト……」とレミファが腕を引っ張る。
「なんだよ」
「あの餌の材料聞いたでしょ。なにを食わされるかわからないわよ」
「あれは、あくまで餌だ。俺達にご馳走してくれるんだ。きっと美味いに違いない」
そう言って、飛び跳ねるようにサチの元へ。
「もう、あんなおばさんに、鼻の下のばして……ねえ、パーム」
パームも飛び跳ねていった。
「えー、パームまで! なに、あの男ども(一人体は女)、あんな熟女のどこがいいのよ……まあ、いいか」
「俺には聞いてくれんのかい」とはにかむ準備をしていたイワハシが肩を落とす。
その時、お玉を持ってエプロンをつけた女性がムトたちに近づいてきた。
「母ちゃん!」
「サチ!」
どうやらヒロとヤスの家族らしい。
「あいつらが母ちゃんの作った魔物のエサを横取りしようとしたんだ!」
「あらあらまあまあ~、皆さんそんなにげっそりさせて……よっぽどお腹が空いていたのねん。ふふ、良かったら我が家にいらして? ご馳走するわ♪」
「え、マジっすか!」
ムトが真っ先に、誘いに食い付いた。
「ちょっと、ムト……」とレミファが腕を引っ張る。
「なんだよ」
「あの餌の材料聞いたでしょ。なにを食わされるかわからないわよ」
「あれは、あくまで餌だ。俺達にご馳走してくれるんだ。きっと美味いに違いない」
そう言って、飛び跳ねるようにサチの元へ。
「もう、あんなおばさんに、鼻の下のばして……ねえ、パーム」
パームも飛び跳ねていった。
「えー、パームまで! なに、あの男ども(一人体は女)、あんな熟女のどこがいいのよ……まあ、いいか」
「俺には聞いてくれんのかい」とはにかむ準備をしていたイワハシが肩を落とす。
