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【リレー小説】ルイーダの酒場

第11章 サチの御馳走とお泊まり

YouTuber親子の家にお邪魔した四人は、さっそく家をあさり、薬草と小さなメダルを手に入れだ。

出された料理はとても美味く、四人は何度もおかわり。サチも楽しくなったのか、自慢の腕をふるう。

スライムの寒天ゼリー、おおくちばしの丸焼き、ズッキーニャとお化けトマトのサラダ、どれも絶品だ。

ヤスも酒が入り気分がよくなったのか、四人に対してこう言った。

「てめえらみたいなガキは一晩泊まっていきやがれ」

「えーっ、いいのぉ、おじさん」

レミファは、もう一度聞いてみた。

「てめえらみたいなガキは一晩泊まっていきやがれ」

「ホントにいいんですか?」

パームも聞いてみた。

「てめえらみたいなガキは一晩泊まっていきやがれ」

イワハシも、はにかんでみた。

「てめえらみたいなガキは一晩泊まっていきやがれ」

「……お前ら、遊ぶなよ」

ピチピチムトは、ヤスで遊ぶ三人をいい加減止めた。


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