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【リレー小説】ルイーダの酒場

第11章 サチの御馳走とお泊まり

というわけで、ムト達と、エグいエサで手懐けて仲間になったクランチ(はぐれ爆メタル岩)は、家にお泊まりさせてもらうこととなった。

「わーい! レミファ、クランチと一緒に寝るー!」

イワハシも一緒に寝たくてはにかんでみたが、レミファには気付かれなかった。

ふと、ムトはあることを思った。

「そういえば、お前ら……今日も、ぱほってするのか?」

すると、パームが驚いて答えた。

「ここで、ぱほって……ムトの冗談は、おもしろいなぁ」

「そうだよね。ここなら、ぱひだよね。クランチもそう思うでしょ?」

「……メ、、」

「レミファ! クランチの口をふさげっ!」

「……メガんんん(レミファのいうとーり)……ゴロゴロ」

間一髪で、爆発を免れた。

「おい、なるべくクランチを喋らすな。ていうか、外に出せ。それともう一つ、ぱひてなんぞや!?」

ムトは言いたいことをまとめた。
レミファは、ありえないといった表情を浮かべる。

「え、信じらんない。ぱほだよ。場所や時間によって、ぱほ、ぱひ、ぱへとあって、中毒性間違いない娯楽だよ」

パームは見下すようにムトを見る。

「あれ、癖になるほどうまいしね」

イワハシは「あ、今日もやる? ヒロもやろう」と言ってはにかんだ。

「イワハシ、もうはにかむな。お前オチにつかわれてるぞ。よし、今日は、ぱひるか」とパームはテーブルに向かった。

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