
【リレー小説】ルイーダの酒場
第17章 スカイドラゴンの卵
ついに最上階まで来た。
おそらくここに、導きの手綱があるに違いない。
床には孔はなく、しっかりとしている。
レミファは恐る恐る歩く。
「いきなり抜けて落とし穴はやめてよぉ~。こんなところから落ちたら……」
「大丈夫、生きてるから」ムトがあっさりと答える。
奥に祭壇のようなものが見えた。
イワハシが指をさし、「きっと、あそこにあるぞ」と言ってかけよる。
すると、祭壇の前に鉄工所で溶接をするときに使う、仮面のような物を被ったゴリゴリのマッチョが現れた。
イワハシは狼狽えるが、とりあえず話しかけようとすると……
『待った! 貴様ら、こんなところになんのようだ。ほほう、まさかどんな暴れ馬でも手懐ける導きの手綱を奪いにきたのか?
そうはさせるか、ならばこの俺、を倒せばくれてやる 』
塔賊首領と塔賊A、Bが現れた。
こっちは近寄っただけで、まだなにも言ってないそばからの、突然の戦闘。まったく、こいつらの問答無用の姿勢はどうしたものか。しかも仲間が増える。
イワハシ、テヘペロ、レミファ、ムトが攻撃と援護を繰り返す。
だが、敵は強い。
苦戦が続くなか、ここで奇跡が。
テヘペロの痛恨の一撃が首領に決まった。
さらに、イワハシの疾風脚での会心の一撃。
ザコは倒した。
「いや、先に首領を倒せや!」
体力を消耗したのか、攻撃をかわしていたムトにもダメージが積もる。
レミファも、ベギラマを唱えられない。
おそらくここに、導きの手綱があるに違いない。
床には孔はなく、しっかりとしている。
レミファは恐る恐る歩く。
「いきなり抜けて落とし穴はやめてよぉ~。こんなところから落ちたら……」
「大丈夫、生きてるから」ムトがあっさりと答える。
奥に祭壇のようなものが見えた。
イワハシが指をさし、「きっと、あそこにあるぞ」と言ってかけよる。
すると、祭壇の前に鉄工所で溶接をするときに使う、仮面のような物を被ったゴリゴリのマッチョが現れた。
イワハシは狼狽えるが、とりあえず話しかけようとすると……
『待った! 貴様ら、こんなところになんのようだ。ほほう、まさかどんな暴れ馬でも手懐ける導きの手綱を奪いにきたのか?
そうはさせるか、ならばこの俺、を倒せばくれてやる 』
塔賊首領と塔賊A、Bが現れた。
こっちは近寄っただけで、まだなにも言ってないそばからの、突然の戦闘。まったく、こいつらの問答無用の姿勢はどうしたものか。しかも仲間が増える。
イワハシ、テヘペロ、レミファ、ムトが攻撃と援護を繰り返す。
だが、敵は強い。
苦戦が続くなか、ここで奇跡が。
テヘペロの痛恨の一撃が首領に決まった。
さらに、イワハシの疾風脚での会心の一撃。
ザコは倒した。
「いや、先に首領を倒せや!」
体力を消耗したのか、攻撃をかわしていたムトにもダメージが積もる。
レミファも、ベギラマを唱えられない。
