
【リレー小説】ルイーダの酒場
第17章 スカイドラゴンの卵
ムトはダーマ神殿に向かう。
レンジャーになるためだ。
「レンジャーになってレベルを上げれば、勇者になれるな。みんなはどうする?」
レミファは、賢者のままで続けるという。
イワハシも会心の一撃が出やすいため、武闘家のままでいくという。
パームは、
「少しでも戦いに参加したいから、魔法戦士になる」と言い切った。
「それは頼もしい。さあ、ダーマに向かうか」
とキメラの翼を投げると……
『ゴインッ!』
天井に頭をぶつけた。
「いってぇぇぇーっ、塔の中でも頭をぶつけたっけか? 洞窟だけじゃないのかよ」
ムトは目を赤くして痛みをこらえる。
「イテテテ、だったら、この塔の外側から飛びおりましょう」とパーム。
それにイワハシが返す。
「なにを言うとる、こんなところから飛び降りたら、セリフもコマンドも赤く表示されちまうぜ」
「大丈夫ですよ、みんな僕についてきて」
と、パームは塔から飛び降りた。
「ええい、いったれ!」とムトが続く。
「卵は守る」とイワハシも続く。
「やだもう、おかあさーーん」レミファも飛び降りたあと、ヤスもカメラを撮りながら落ちていった。
「おぉーーーーっ!!」
「だぁーーーーっ!!」
「卵ぉーーっ!!」
「きゃあーーーーっ!!」
「うがぁーーーーっ!!」
「カメラは止めねぇーーーーっ!!」
落ちていく落ちていく。
みんな、どんどん下へ落ちていく。
40階……30階……20階……10階……
そして、もうすぐ地面へ。
さぁどうなる!? ムト達の命!
レンジャーになるためだ。
「レンジャーになってレベルを上げれば、勇者になれるな。みんなはどうする?」
レミファは、賢者のままで続けるという。
イワハシも会心の一撃が出やすいため、武闘家のままでいくという。
パームは、
「少しでも戦いに参加したいから、魔法戦士になる」と言い切った。
「それは頼もしい。さあ、ダーマに向かうか」
とキメラの翼を投げると……
『ゴインッ!』
天井に頭をぶつけた。
「いってぇぇぇーっ、塔の中でも頭をぶつけたっけか? 洞窟だけじゃないのかよ」
ムトは目を赤くして痛みをこらえる。
「イテテテ、だったら、この塔の外側から飛びおりましょう」とパーム。
それにイワハシが返す。
「なにを言うとる、こんなところから飛び降りたら、セリフもコマンドも赤く表示されちまうぜ」
「大丈夫ですよ、みんな僕についてきて」
と、パームは塔から飛び降りた。
「ええい、いったれ!」とムトが続く。
「卵は守る」とイワハシも続く。
「やだもう、おかあさーーん」レミファも飛び降りたあと、ヤスもカメラを撮りながら落ちていった。
「おぉーーーーっ!!」
「だぁーーーーっ!!」
「卵ぉーーっ!!」
「きゃあーーーーっ!!」
「うがぁーーーーっ!!」
「カメラは止めねぇーーーーっ!!」
落ちていく落ちていく。
みんな、どんどん下へ落ちていく。
40階……30階……20階……10階……
そして、もうすぐ地面へ。
さぁどうなる!? ムト達の命!
