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「ごめん、俺の事もう少し考えて欲しいだけ」




後ろ捕まってと立てた膝に手を置くよう言われ、再び仰向けに寝た章介はM字になった私の脚を持ち上げて下から激しく突き上げてきた。
欲しかった場所に直接届くのは例えようのない衝撃で瞬く間に昇天してしまう。
結合部を見ながら章介も締まるオマンコを堪能しているようだ。




「すげぇっ……抜けないくらい吸い付いてるぞ…っ」




「ハァハァっ……もっと、もっと突いて」




限界なんて感じない。
早くイキたい。
欲しい時に与えてくれるのが章介でしょ。




「わかった、コレだろ？お前好きなの」




「あぁっ…！それ！それ欲しいの……あぁっイクっ！イクイクイクっ…！」




昇り龍のごとく快楽が頭のてっぺんまで駆け抜ける。
痙攣して抜けて潮を吹いた。




「エロ……最高かよ」




再び押し挿れて突き上げる。
揺れるたびにイかされ続けた。
中に出されても私は貪り続ける。
お掃除フェラして勃起させた瞬間に精子まみれのオマンコの中に捻り挿れて腰を振った。




「待って……待てって！」




「無理っ……待てない」




章介はゴムが要らないからまどろっこしくなくて楽。
欲しい時にすぐ挿れられる。
最初の勃起不全なんて嘘のよう。
勃起しっ放しじゃん。




「あっあっ……出る！出るから！」




抜いたらドバドバ垂れ落ちる精液に興奮してまた挿れる。
終わんない。
勃起してる限りは終わってあげない。
私の下でめちゃくちゃ悶えてれば良いわ。




壊して欲しくて、本当は壊したかった。
一度ヒビの入った私たちだから脆いのは充分わかってる。
求め合っても修復する事はない。
始めから壊れているのだから。
ただ慰め合っただけ。
寒さを凌いだだけよ。
勘違いしないで。




けど、一番に這い上がらせてくれるのも章介だからその手を掴んでしまう。
一時の感情なのに何としてでも繋ぎ止めようと本能が蠢く。
歪な形を整えようと汗を掻いちゃうの。
誰にも理解出来ないわね。
それが私たちなのよ。




ぐったりした身体を寄せ合って最後に私はこう言うの。




「来てくれてありがと……章介」