ナカまで愛でてトロトロに溶かして
第1章 【私、TL漫画家です】
玄関先で互いの服剥いでその場で繋がった。
大人のエチケットなのかな。
鍵山さんがコンドームを持っていた。
片手で着けて私のナカに押し込んで来た。
「あぁんっ…激しいっ」
「嫌か?すぐにでも悠壊したい…俺のものにしたいよ」
ヤバい……鍵山さんの低音ボイスで名前呼ばれたら一気に疼く。
片脚上げられ正面から突かれてる。
声は押し殺せそうにない。
「聴かせてあげろよ、近隣に……燃えんだろ?その方が」
「あんっ…鍵山さん、ダメ、そこばっか」
「作品のケイコは此処が好きだったよな?やっぱ悠もそうなんだ?自分の性感帯描いてたんだな」
「あぁっ……んんっ…イク……イっちゃう」
「ハァハァ……すげぇ締める、最高かよ」
もうイっちゃうからキスをせがんだ。
塞いでもらって大きく痙攣したの。
何度も何度も絶頂させられる、最高のテクニシャンだった。
「ご……ごめんなさい、汚しちゃって」
「構わないよ、この後帰るだけだから」
ギュッと袖を掴んでしまう。
涙目でこんな事言う日が本当に来ちゃうなんて思いもしなかった。
「帰らないで…」
「ん、わかったよ」
その日はアシスタントも誰も来ない日。
章介にも来ないよう先手を打ったおいた。
朝まで鍵山さんに抱かれたの。
こんな声が枯れてしまうほど喘いだのは初めてだった。
ベットの脇にはコンドームの開封袋の数々。
絶句。
鍵山さん………本物の絶倫だわ。
こ……腰がイタタタ。
起きようとしたら後ろから抱き寄せられる。
「ごめん……無理させたろ?急に動くと危ないからゆっくりしてろ」
「あ……はい、でもちょっとお手洗いに」
そう言うと上半身裸のパンツ一丁姿の超激レアな鍵山さんに抱きかかえられトイレまで連れて行かれた。
流石に中までは…とドアを閉める。
ちゃんと終わるまで待っててくれてまた抱きかかえられてベットまで戻った。
「何か朝メシ買って来ようか?コンビニだけど…ついでに煙草も吸ってくる」
あ……鍵山さんの煙草の匂い好きです……とは言えずにお願いして行ってもらった。
ゆっくり身体を起こし少し歩いてみたけど膝から落ちてしまい笑ける。
本当に足にキテるじゃんって。