テキストサイズ

ナカまで愛でてトロトロに溶かして

第4章 【本音と建前】






ギュッと背中に手を回した。
顔を上げた蓮くんにキスしちゃう私はとことん悪女だなって思うよ。




「だったらお仕置きする?もう二度と他の男に目がいかないように」




「え?あ………そんな……悠さんを傷付けるわけには」




「ごめんね、私は今、蓮くんの事傷付けたよ?確かに大人の関係だったけどよそ見するのやめさせてよ、蓮くんが」




なんて煽ったりしてみて。
結局面倒なことは後回しにしてるだけ。
怒った蓮くんがどう出るのか今のところ興味が向いてるだけ。
ごめんね、だらしなくて。
章介とは切っても切れない関係なの。
新しいパートナーを見つけない限りは。




「携帯、電源切って」




冷たい一言。
え、蓮くんの声?
豹変した瞬間だった。
瞳はまだ私を想う一人の青年のまま。
何かを決意させた顔。




あぁ……この目、使える。
こんな時でも制作意欲を掻き立てている私を引っ張りソファーに押し倒す。
携帯を持って来てその場で電源を切らされた。
そして自分の携帯も電源を落としテーブルに2つ並べる。




次に家中の電気を消した。
真っ暗になったところでベルトを外す音。
いきなり?と思ったけどそれは私の腕を縛り上げる為だった。




「痛くないですか?」って言動と行動が伴ってないけどそれが蓮くんらしい。
優しいけど本当に解けないくらい縛られた。
頭の上で固定されてモコモコのジェラートピケを脱がされていく。




先に裸にされるのね。
ショートパンツもショーツも脱がされ全裸にされた。
真っ暗で見えてる?




「インターホン鳴っても出ないでください」




「んふふ、この状態じゃ出れる訳ないよね?」




「はい、そうしました」




「私の身体見なくて良いの?」




「電気ついてたら居るのも起きてるのもわかるでしょ?他の人に邪魔されたくない……だから今は僕だけに独占させてください」




蓮くんも服脱いでるのかな。
床に落ちていく音がしてる。
脚を広げられてダイレクトに舌先がクリトリスを転がしてきた。




「んっ……はぁん……焦らしてくれないの?」




「あ………」




戸惑ってる……慣れてないから。
早くイかせたいの?




「こういうシチュエーションは焦らされる方が好きだな」








ストーリーメニュー

TOPTOPへ