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もういや…

第1章 【1章】この病院に通う事になったきっかけ

そうしてなんとか時間をかけながらも喉が見終わった


遥斗先生「はい、じゃあ血液検査するよ。すぐ終わるから頑張ろうね。」


え!血液検査!?やだやだやだ!絶対やだ!


まこ「血液検査…ですか…泣」


遥斗「そうだよ、すぐ終わるから大丈夫。」


まこ「嫌です!!泣」


そう言って暴れていると悠真先生が声を出した。


悠真「血液検査くらいでこんなに泣いてたら今後大変だぞ。院長先生も忙しいのだから我慢しなさい。」


一瞬場が凍る。


まこ「だって…だってぇ…泣泣」


怒られた恐怖でしくしく泣いていると悠真先生が何も言わずに手を抑えてきた。



まこ「いやっいやっ」



悠真「抑えとくんで打って大丈夫ですよ。」


遥斗「おぉ分かった。」


遥斗先生は一緒戸惑ったが早めに終わらせようと思いそのまま打つことにした。



まこ「絶対いや!打たせない!」


悠真「だめ。どっちにしても打たないといけないんだが早くやるよ。」


まこ「いやぁっ泣」


遥斗「はーいちょっとだけチクっとするからね!」


まこ「えぇーん泣」


その瞬間に太い針が自分の手に刺さる。


まこ「いたぁーい泣えーん泣ゲホゲホ」


遥斗「ごめんなー!もうちょっとな」


悠真「はいはい動かないよー」



私はジタバタと暴れるが悠真先生の力が強く逃げようとしても逃げられない。だからずっと泣いていた。


遥斗「はい!終わりー頑張りました」


まこ「ふぇ泣えーん泣」


遥斗「いい子いい子~」

そう言って遥斗先生は頭を撫でてくれた。


悠真「よし。」

とだけ言いベットを離れてしまった。

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