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瑠璃色の補習

第1章 出会い

北沢は今日の授業を振り返る。

10年前まではこんな授業あり得なかった。

クラス全員でオナニーをするなんて高校生の俺が聞いたら目が飛び出るくらい驚くだろう。

だから早河の反応も別に変ではない。10年前なら普通の反応だ。


教官室に戻ろうと歩いていると


環奈「あっ、先生ー!さっきはありがとう!」


木田があっけからんとした様子で俺に話しかけてくる。

北沢「おー木田!身体は疲れてないか?」


環奈「大丈夫!若いからねー笑」


北沢「おーおじさんとは違うってか?笑」


環奈「そういえば先生、あの時、瑠璃と何話したの?あの子、あれから学校休んでるんだけど!」


北沢「えっ、、早河が?」


環奈「もう、1週間ぐらい経つよね、、?」


担任でない北沢の元には瑠璃の欠席は知らされていなかった。
北沢は放課後、瑠璃の家を訪ねることを決めた。



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